ポジティブシンキングブログ

ポジティブになれることを書いていきます。

独学で合格するスケジュールの立て方(後編)

このサイトは移転しました。

f:id:honwaka-ajiponist:20220318191333j:plain

試験日までの予定を立てよう

教本と問題集を最低2周すれば、

合格率はグッと高まる。

簿記3級に合格した自分の経験を交えて、

合格するためのスケジュールをご紹介。

 

 

 

「独学で合格するスケジュールの立て方(前編)」はこちら

honwaka-ajiponist.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

この記事の結論

資格試験などで独学で合格するには、

教本で知識を蓄え(インプット)、

問題集で実践する(アウトプット)。

 

 

これらを最低2周できるように、

試験日までの予定を立てて、

地道に実践するとよい。

 

 

この記事では、8個あるステップのうち、

 

4、教本(インプット)勉強期間と問題集(アウトプット)勉強期間を決める。

5、とりあえず1項目でいいから勉強し、どのくらいのペースで進むのか体感する。

6、教本と問題集を最低2周するためには、1日に何項目こなすかを決める。

7、決めた項目数を毎日地道に勉強する。

8、特に試験直前は、試験本番のように模擬試験をやってみる。

 

この5項目を紹介する。

 

 

 

4、教本(インプット)勉強期間と問題集(アウトプット)勉強期間を決める。

前編で1~3のステップを紹介したため、

ステップ4から紹介する。

 

 

「勉強」と一言で言っても、

知識を蓄える(インプット)勉強と、

問題を解く(アウトプット)勉強がある。

 

 

どちらも欠かせない勉強であり、

バランス良く勉強できるように

予定を立てよう。

 

 

~例えば、試験日まで4か月ある場合(その①)~

【1か月目】教本(インプット)1周目終了

【2か月目】教本(インプット)2周目終了

【3か月目】問題集(アウトプット)1周目終了

【4か月目】問題集(アウトプット)2周目終了

 

 

 

 

または、インプットとアウトプットを

交互にやる勉強法もある。

 

 

~例えば、試験日まで4か月ある場合(その②)~

【1~2か月目】

教本(インプット)と問題集(アウトプット)を

交互にやり、それぞれ1周目終了

 

【3~4か月目】

教本(インプット)と問題集(アウトプット)を

交互にやり、それぞれ2周目終了

 

 

交互にやる場合、教本を1項目やったら、

そこに該当する問題集を解いてもよいし、

 

1章(5項目とか)を交互にやってもよい。

 

 

5、とりあえず1項目でいいから勉強し、どのくらいのペースで進むのか体感する。

ペースを体感せずに勉強を始めると、理解が追いつかないかも?

ステップ5で、ようやく勉強にとりかかる。

 

 

例えば、1日に30分の時間をとり、

2項目やる予定を立てたとする。

 

しかし、実際に勉強すると、

1項目するのに30分かかってしまった。

 

ここで、予定どおりにこなそうとすると、

30分かけて1項目を理解できるのを、

15分でスピードを上げてこなすことになる。

 

 

勉強してるつもりでも、

よく理解できずに進めてしまっては、

本末転倒である。

 

 

試しに1項目だけやってみて、自分のスピードに見合った予定を立てよう

とりあえず、1項目だけでも時間を測ってやってみる。

初めて見る教本や問題集。

 

 

理解しながら進めると、

1ページあたり何分くらいかかるのか?

 

それを実際に勉強し、

自分の理解に見合ったペースを把握する。

 

 

 

 

6、教本と問題集を最低2周するためには、1日に何項目こなすかを決める。

1日何項目かがわかれば、予定を完成する。

1項目をこなすのにかかる時間を

把握できたら、

教本と問題集がそれぞれ

何項目あるか数えてみる。

 

 

すると、何日かければ1周できるのかわかる。

 

 

こうして、試験日までに教本と問題集を

それぞれ最低2周する予定が完成する。

 

 

 

期間が足りない場合は調整しよう。

予定を立ててみると、

試験日までに間に合わないことが

発覚することがある。

 

 

その場合、何かを変えるしかない。

 

 

①1日に進める項目数を変える。

1日1項目のところを2項目にする。

または、休日だけ3項目にする。

 

 

ただ、1日に進める項目数を増やすと、

時間が足りずに挫折する危険もあるので、

ある程度の余裕を持てるようにしたい。

 

 

 

②試験日を見直す

急いで合格する必要がないのであれば、

勉強期間に余裕を持てる試験日にする。

 

 

年に1回しか開催しないのであれば、

さらに1年後だと期間が空きすぎてしまう。

 

その場合は、1日に項目数を増やして、

試験日に間に合わすのがよいかもしれない。

 

 

 

また、最近ではネットで

開催している試験もある。

 

 

ネット試験では別日程が

設けられている場合もあるので、

調べてみるとよいだろう。

 

 

 

③教本と問題集が2周できなくても試験に臨む

2周以上することで、理解がより深まり、

記憶が定着しやすくなる。

合格率が高まるのでオススメである。

 

 

ただ、1周でもある程度理解できるので、

1周だけでも合格できるかもしれない。

 

 

試験によっては選択問題のみで、

6割以上で合格の難易度が低いものもあれば、

 

記述式の問題があって9割以上で合格の

超難関な試験もある。

 

 

「最低2周する」ということに

こだわらずに、

勉強期間や日々の生活に照らし合わせて、

できるところまでやって試験に臨むのも

よいかもしれない。

 

 

 

7、決めた項目数を毎日地道に勉強する。

ここまできたら、実践あるのみ。

毎日の積み重ね、継続が力となる。

 

 

勉強することを習慣化し、

無理なく着実に進めていこう。

 

 

お仕事が忙しくなり、

続けるのは大変だと感じたら、

1日2ページだけでもやるとか、

柔軟に予定を変更してもよいだろう。

 

とにかく、続けていこう。

 

 

 

8、特に試験直前は、試験本番のように模擬試験をやってみる。

教本と問題集を最低2周した時、

試験日まで何日間か余裕があるとよい。

 

 

それは、過去問や模擬試験をやって、

試験慣れをすると、

本番も慌てることなく臨めるからである。

 

 

実際の試験会場を想定し、

机の上には何を置くのか、

1問あたり何分以内にやれば

間に合うのか、

実際にやって確認しよう。

 

 

特に、試験問題と解答用紙は

本番と同じものを再現するとよい。

 

 

本番では試験問題と解答用紙が

1つにホチキス止めしてあり、

何度もめくったりして余計に時間がかかり

間に合わないこともある。

 

 

今回の試験から計算用紙の配布がなくなり、

問題用紙の余白の使い方が

うまくいかず、

解けるはずの問題を間違ってしまうこともある。

 

 

本番で慌てたり思わぬ事態にならないように、

本番をできるだけ再現し、

慣らしておこう。

 

 

 

 

まとめ

前編、後編と2つの記事に分け、

8つのステップで独学での

勉強方法を紹介した。

 

 

初めて見る教本は難しく、

「自分には無理かも」

と思うかもしれない。

 

 

でも、最初は皆、知らない、

わからないものであり、

勉強していくうちに

少しづつわかっていくものである。

 

 

 

無理しすぎると続かないので、

無理なく地道に続けていくのが、

1番の近道かもしれない。

 

 

自分が合格した簿記3級の

勉強方法を紹介した。

 

 

今はFP3級に合格するために

同じような勉強法で

毎日続けている。

 

 

「試験に合格する」

ということをゴールとした時、

 

最初の1歩は、

「1日何項目勉強すればよいか?」

という具体的な数字で

把握することである。

 

 

具体性が出ると、

1日ここまでやればいいのだと

わかり、

スムーズに勉強にとりかかれる。

 

 

勉強し、合格し、

今後の生活に活かしていこう。

 

 

#独学

#試験勉強